藍が生む「青」 | |
青藍庭
藍を未来につなぐ | ||
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重要文化財の藍屋敷 |
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“四国三郎”の名で知られる日本有数の大河「吉野川」により上流からもたらされた肥沃な土壌が藍栽培に適していたことから、阿波徳島は江戸期から明治期にかけて藍栽培が広がりをみせ、日本を代表する藍の一大産地として、その数量、品質を誇っていました。 その当時、藍の染料である「すくも」を全国に販売した藍商は、その生産に必要な藍寝床などを含む建造物群、いわゆる「藍屋敷」を建造しました。 青藍庭のすくもの生産施設も現存する藍屋敷であり、吉野川下流域で最大級の藍にまつわる歴史的建造物「武知家住宅」として、平成30年12月に国から重要文化財の指定を受けました。 指定を受けた建物物群は、江戸末期(1851年)から明治初期(1876年)に建築された主屋、藍寝床など12棟で、総敷地面積は4817u(約1460坪)に及んでいます。 そして、青藍庭は、現在も全国で唯一、江戸期に建てられたこれらの施設においてすくもを製造しています。 青藍庭では、すくも製造の伝統技術とともに、この重要文化財である藍屋敷を保存していくことで、阿波徳島の藍の歴史、文化を未来につないでいきたいと考えています。 |
通 門 |
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藍寝床 |
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主屋 |