藍が生む「青」 | |
青藍庭
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発酵建てで藍の染色液をつくる場合に、必要となる材料と所要量は、
つぎのとおりです。 地域、人によりそれぞれに異なりますが、染色液を10リットル作る場合、
およそ、 @すくも 1kg
A木灰 500g (または苛性ソ−ダ35g)
B消石灰 50g
Cでんぷん粉(片栗粉など) 50g
D容器として、陶器あるいはポリ容器等
(いずれも耐熱100℃以上で、直径より深長が大きい縦長のもの) が必要となります。 また、藍建ては、液温を25〜35℃に保つ必要があることから、冬期には 温かい環境で藍建てすることが求められます。(断続的でも構いません) でんぷん粉は、どこの食料品店でも料理用に販売しております。 また、消石灰は、農業用(肥料用)で、ホームセンターなどでは少量で販売
しております。 木灰で建てるか、苛性ソ−ダで建てるかですが、木灰汁を利用した方が
藍建てしやすいので、もし手に入るなら、当方では木灰を利用する方法を お勧めいたします。 (ただ、木灰は当方では取り扱っておりません。) 木灰汁を作るのに一番よいのは、堅木(クヌギやカシなど)の灰といわれて
いますが、堅木でなくても普通の雑木灰で結構です。これらを普通に燃やした 時にできる灰を用いてください。 (製材所、陶芸所、鰹節製造所、温泉所 などなら無料で分けてもらえるのではないでしょうか。) まず、どのような方法で藍建てされるかを御検討いただけたらと存じます。 また、すくもの発送時に、メールにより、木灰汁による「藍建てのポイント」 (天然発酵建てによる染色液づくりの方法)を御案内いたします。 |
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